電気に関する工事の内容ってどんなものがあるの?工事の種類ごとに詳しく解説

電気工事というと、どんな工事を思い浮かべますか?電柱にのぼって電線の修理をしたり、オフィスなら配電盤、一般家庭ならブレーカーの点検などさまざまですよね。

今回は、電気に関する工事の内容についてご紹介したいと思います。いわゆる電気工事と、電気設備工事とは少し異なるんですよ。違いを知っておくと、なにかトラブルがあったときにどんな工事が必要なのか、どこに依頼すればよいのか分かりますよ。また、電気設備工事の依頼の流れや注意点もぜひご参考くださいね。

電気設備工事と電気工事の内容って違うの?定義と特徴

厳密にいうと、電気工事と電気設備工事の内容は異なります。ここでいちど、定義と特徴を確認してみましょう。

電気設備工事と電気工事の内容の違い

電気工事は大きく2種類に分けられます。設備がスムーズに動くように保つための「電気保全に関する工事」と、電気を建物内に引き込んで使用できるようにする「建設工事」です。保全に関する工事は、定期的なメンテナンスや修理などです。建設工事は、電気設備の設計や施工が含まれます。

電気設備工事がされる場所やタイミング

電気設備工事がされる場所は、一般家庭はもちろん、工場やビル、オフィス、病院、学校などさまざまです。新居を建てるときや、店舗事や事業所、施設の新設やリニューアルのさいにおこなわれる工事です。また、コンセントや照明などを増設するさいも電気設備工事になります。

電気設備工事は誰がおこなうの?

電気工事は、電気設備の工事や取り扱いに必要な国家試験をクリアした電気工事士がおこないます。危険をともなう作業のため専門的な知識や技術が必要だからです。

電気工事士には、第一種と第二種があり、それぞれ資格の範囲が異なります。第二種は一般家庭や、小規模の店舗や事業所など、600V以下で受電する設備の工事を、第一種となると、工場やビルなどの大規模な工事をすることができます。

【参考:TAC「電気工事士とは」

電気設備工事の内容について知りたい!工事の種類を解説

では、建設に関わる電気設備工事の内容についてみてみましょう。取り扱う電気の強さによって大きく3つに分けることができます。

高圧電気工事

おもにキュービクルの設備工事になります。電力会社から供給された電力を建物内で使用できるように減圧する設備で、受変電設備工事ともいわれます。キュービクルの中にはさまざまな機器があるため、定期的なメンテナンスが必要です。

また、一般家庭から電気を引き込む内線電気設備工事や、変圧器の吊り替えなどの外線電気設備工事、電線全般に関わる配電線工事も含まれます。

強電工事

強電工事とは、電気設備工事のなかでもっとも多く、一般電気工事ともいわれます。受変電設備や発電機設備、照明設備、空調、コンセント、エレベーターなど電力をエネルギー源として稼働するものの工事をおこないます。

弱電工事

弱電工事とは、電気信号を伝える通信に関わる設備の工事です。LAN設備や電話設備、インターフォン、防犯、映像、放送設備がそれにあたります。弱電盤は情報分電盤ともいわれ、通信設備が集約されています。

電気設備工事の依頼の流れや注意点を押さえておこう!

電気設備工事を依頼するさいの流れを押さえておきましょう。あらかじめ準備しておくことや、施工中や施工後に注意することもありますよ。

工事内容を整理しておく

業者を選定する前に、依頼するべき工事の内容を明確にしておきましょう。上記のように、電気設備工事の種類は多岐にわたります。

具体的な工事の内容が分からない場合は、どんなことに困っているのか、設備を導入することでどうしたいのかを整理しておくと伝わりやすくなります。また、工期のスケジュールや予算などもあらかじめまとめておきましょう。

見積もりと依頼する業者の選定する

最低でも3〜4社複数の相見積をもらうことをおすすめします。工事内容が同じでも、業者によって費用が異なるからです。ただし、安ければいいということではありません。見積書が納得のいくものかどうか、スタッフの対応の仕方などをよく精査して、信頼できる業者を選定することが大切です。

また、なかには現地調査をせずに見積書を作成し、施工がはじまってから追加の工事費用が発生することも少なくありません。まずは現地調査をおこなってもらいましょう。

工事施工中の注意点

施工中も業者任せにするのではなく、正しく作業がおこなわれているか、安全対策は万全かなど、自ら確認することも重要です。また、工期のスケジュール通りに進んでいるか、情報を共有してもらうと安心です。

工事施工後の注意点

工事が完了したら、不具合がないかよく確認しましょう。工事の内容によっては、定期的なメンテナンスをしてくれることもありますよ。点検や修理などのアフターフォローが充実しているといいです。

また、施工後間もないのに事故などのトラブルが生じることも少なくありません。依頼する業者がモノや人に対して補償する保険に加入しているとより安心です。

まとめ

一般的に電気工事をするというと、電気を使用できるようにする電気設備工事をさすことが多いです。一般家庭だけでなく、店舗や事業所など、電気を使用する建物に必要な工事です。電気設備工事の内容は、扱う電気の強さや種類によって、高圧電気工事と強電工事、弱電工事に分けられます。

依頼するさいは電気工事の内容を整理し、複数業者に見積もりをとってもらいます。施工中も施工後も業者任せにするのではなく、自ら確認することが大切ですよ。アフターフォローや保険などもいちど問い合わせてみましょう。

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