電気の工事は資格がないと危険?注意すべきことや業者に依頼する理由

「電気工事の必要があるけど、費用をかけてまで業者に依頼したほうが良いの?」このようなお悩みをお持ちではないでしょうか。

電気工事に詳しくないと、工事を業者に依頼したほうが良いのか判断が難しいですよね。電気工事は、知識のない素人がむやみに行ってしまうと、大きな事故につながりかねない難しい作業です。

今回は、電気工事のなかでも業者に依頼したほうが良い工事や、業者選びで注意するべきことについて解説します。電気工事のことでお悩みなら参考にしてみてくださいね!

電気の工事士とはどんな資格?業者に依頼するさいに注意すること 

電気工事を業者に依頼するさいに注意すべきことを知っているでしょうか。ウェブサイトなどで確認できる簡単なことなので依頼のさいには参考にしてみてくださいね。

電気工事を依頼するさいの注意点  

電気工事をするには国家資格である「電気工事士」の資格が必要なので、電気工事を業者にに依頼するなら、ウェブサイトなどを確認して電気系工事士の資格所有者が所属している業者を選びましょう。悪質な業者だと実際の作業員が無資格というパターンもあるので、事前に確認することが大切です。

当然ですが、無資格の作業員では、電気工事を安全かつ適切に行うことはできません。電気工事は見た目では分かりづらいので、後から漏電に気づいたり、最悪の場合火災が発生するなどのケースも報告されています。

第二種電気工事士 

電気工事士は、マンションや工場、スーパーなどの建物で電気を利用できるように、設備の設置管理やメンテナンスを行うことができる資格です。

電気の工事士の資格は、工事ができる設備に合わせて二種と一種に分かれており、第二種電気工事士は、戸建てや店舗など低圧の600V以下で受電する小規模な電気設備の工事に対応できる資格です。屋内での電気配線やコンセントの設置工事を行うことが可能です。

第一種電気工事士 

そして第一種電気工事士は、第二種電気工事士よりも工事を担当できる範囲が広いことが特徴です。

第二種電気工事士の範囲と最大500kw未満の工場やビル・集合住宅などの工事に従事できます。電気の配線、電気設備・分電盤の設置など大型施設や大型機材の電気配線の設計から管理までを幅広く行うことができます。

電気系統は工事士の資格がないとできない?

業者に任せるべき理由  電気工事のなかには、資格を持っていないとできない工事もあります。また、業者に任せるべき理由についても説明します。

電気工事士の資格がないとできない工事  

電気の工事士の資格がないとできない工事は、電気工事士法施工規則第二条により定められています。

一例ですが、「電線相互を接続する作業」「がいし(電線とその支持物との間を絶縁するために用いる器具)に電線を取りつける作業」などがあります。

電線を装着したり、取り外したり、ダクトの中に収めたりする作業は電気の工事士の資格がないとできません。

資格がなくてもできる工事  

電気の工事士の資格がなくても行える工事は、電気工事士法施工規則第一条によって定められている「軽微な工事」です。

「軽微な工事」とは、電線を装着したり外したりしない工事のうち、電圧600V以下で使用する電気設備工事です。

「地中電線用の暗渠(あんきょ、地下に設けた水路)または管を設置したり変更したりする仕工事」「電圧600V以下で使用する電力量計もしくは電流制限器・ヒューズを取り付け、取り外す工事」などがあります。

業者に任せるメリット  

電気工事を業者に依頼すると、その工事に最適な人数の人員を派遣してくれるので、自社の仕事を妨げることがなくスピーディに作業が完了します。

そして、依頼内容に対する解決策だけでなく、節電方法など、電気の工事士の資格を持っている人に電気に関する悩みを適切に解決してもらうことも可能です。

また、自社で電気工事を行うさいには、作業に使用する作業服やヘルメット、絶縁用の手袋などの装備を購入する必要がありますよね。しかし、このような装備を他に使用する機会は少ないので、費用と時間のコスト面から考えても業者に依頼するほうが費用対効果は高いでしょう。

【参考:e-Gov法令検索「電気工事士法施行令」

弊社で可能な工事は?保有する資格からできることの例を紹介   

弊社「横山電工株式会社」の従業員が保有している資格からできる作業の例について紹介します。

給水装置主任技術者 

弊社には、電気系の工事士の資格のほかに、「給水装置主任技術者」の資格を持つスタッフも従事しています。

給水装置主任技術者とは、給水装置の設置から撤去、メンテナンスまで行うことができる唯一の国家資格です。給水設備とは、配水管から家庭まで清潔な水を運ぶ装置全般のことを指し、人々の生活に直結するライフラインとなるので豊富な知識と経験が必要な資格です。

主な仕事内容は、水道本管から引っ張ってきた水をキッチンやお風呂など使用する箇所に配管を伸ばす屋内配管工事や、水道本管に給水管を接続して敷地内に水道メーターなどを設置する給水管引込み工事などがあります。

2級管工事施工管理技士

冷暖房設備工事、給排水・給湯設備工事、浄化槽やガス配管工事など配管設備工事の現場で、施工計画の作成や安全管理に至るまでの総合的な管理を行うための資格です。

2級管工事施工管理技士は、建設業法に定められた一般建設業の許可を受けている建設業者の営業所の「専任技術者」や工事現場における「主任技術者」の仕事を任されます。

2級電気工事施工管理技士

2級電気工事施工管理技士とは、建設工事現場で照明設備工事、変電・発電設備工事などの管理、監督が行える電気の工事士に関する国家資格です。

仕事内容は、工程の調整や施工チェック、図面作成や作業員の管理などです。電気工事は不備があると修繕に時間がかかるため適切なタイミングでチェックし、施工方法など細やかな部分の確認が必要なため、工事を円滑に進めるために重要な立ち位置です。

まとめ

電気工事を行う場合、資格を持っていない人でも実施できる軽微な工事以外は、国家資格である電気系の工事士の資格が必要です。

電気工事を業者に依頼するなら、電気工事会社にはさまざまな特徴があるので、自社に合ったサービスを提供してくれる業者を選ぶのは大変ですよね。

そのような場合は、私たち横山電工株式会社に、電気工事のお悩みをご相談してみませんか。貴社のお仕事にできる限り支障のでないよう真摯な対応をさせていただきます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です